私が父を介護した時の体験談です。介護保険制度や医療の減免制度を調べ積極的に利用して介護の負担を減らして下さい

介護保険制度を利用してみて
介護保険制度を利用してみて

介護保険制度を利用して父を介護した体験談です

もう5年以上も前のことですので記憶も曖昧になっていますが、これは、父の介護にまつわる私の体験談です。一人暮らしの父が脳梗塞で左半身マヒになり介護が必要になりました。家族は私だけでしたので我が家に来てもらうことにして、働きながらの介護生活を始めました。私は、介護保険について調べ、介護事業所を通じて介護認定の申請をしました。要介護3と認定されたので、ヘルパーさんや通所リハビリの介護サービスを受けることができます。料金は一割負担でしたので毎月2万円程度の出費で済みました。ヘルパーさんや施設の方々のお陰で、なんとか在宅介護を続けていけました。ところが、数年後、誤嚥性肺炎で入院したのです。入院をするといきなりオムツをされましたので、父は痴呆の症状が出るようになりました。大部屋がありませんでしたので退院時に支払った入院費は結構な金額になりました。退院後には、通所リハビリに係る料金が高くなっていました。問い合わせると、入院後の1年間は単価が上がる決まりがあるそうです。

介護には終わりが見えません。父には長生きしてほしい。ですが要介護度は最高の5になりほぼ寝たきりの状態です。これから先、いくら費用がかかるか考えると不安で仕方ありませんでした。なので、私はまた調べてみました。福祉の分野には低所得者向けの減免制度があることをどこかで聞いたことがあるのです。父を引き取ったときに住民票は私のものに入れました。なので、所得制限の限度額計算では私の収入があるため減免制度の対象外になります。ですが、もともとは父一人の住民票でしたので世帯分離をして、父と私の住民票を分けました。こうすることで父は無収入の非課税世帯になります。そして、低所得者の減免医療制度の申請をすることにしたのです。その後父は、何度も入退院を繰り返し、亡くなる前の一年間は施設でお世話にもなりましたが、私も父も、費用面で大きな不安になることもなく安心して暮らすことが出来ました。日本中に、私のように両親の介護で悩んでいる方がいらっしゃると思います。経済的な不安が少しでも少なければ、安心して介護も出来ます。見落としている方法があるかも知れませんが、福祉の世界では待っていても向こうから教えてくれることはありませんでした。今在宅介護をされている方は、力を振り絞って調べてみてください。そして、福祉部門のお仕事の方は、事情は色々おありでしょうが、困っている人を見る目を持って、その方にこんな方法もあるよと教えてあげてください。

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